ゆふゆふと網膜色素変性症と

ぶどう膜炎と網膜色素変性症による視覚障害者。でも、病気についてはそんなに書かないかも。イラストは視覚障害者になってから始めました。

定期検診(2018・1・17)でして

 

 〇定期検診

2018・1・25



先週の水曜日は定期検診だった。

今年初の通院だけど、やっぱりいつも通り気がのらない。
まぁ病院に行くことにノリノリな奴ってのも妙だけど。

 


通常の内容

4週間に1度の定期検査なので、基本メニューは決まっている。

① 検体検査(採血、採尿)

② 眼圧と視力の測定

③ 眼底写真

④ 診察


まず、1Fにある眼科の受付を済ませた後、B1Fに降りて検体検査を行う。
最初に採血と採尿をすることで、診察までの他の検査にかかる時間内に結果データを出してくれるのだ。

その後、眼科に戻り眼圧と視力の測定を終えたら、眼底写真を撮るための前段階として瞳孔が開く点眼薬をさす。


薬が効いてくるまで15~30分くらいかかるので、それまで病院内の休憩コーナーでコーヒータイム。


写真を撮ったのち、先生の診察。


終了!という形。

f:id:yufuy:20180125052752p:plain
今回は…

いつもは混んでる採血室も割りと空いており、診察までの流れは順調だった。

そして最後の先生の診察。

そしていつもの問い。
「何か変わったことはありましたか?」


実は一週間くらい前から、白いものを今まで以上に眩しく感じていた。
特に自宅近くにある小学校の校舎なんかは直視することも難しい。
日の光に目が弱くなっているのかもしれない。


僕の担当医師は、さばさばしてる人で歯に衣着せぬ物言いをする。
それはそれで、ごまかさず現実をハッキリ伝えてくれるという点では好感が持てるとも言えるのだが、悪い予感がする状態を口に出すのは躊躇ってしまう。


が、ここで何も言わず更なる悪化を招くことは避けたいので僅かな勇気を絞り出す。


「そうですか。前側はよくなっているんですけどね」


後部強膜炎の炎症そのものは普段の検査では確認できないので、目に光を当て覗き込み前側の炎症の状態を見る。
それと網膜の浮腫の大きさを眼底写真から観察する。


「そのままにしておくのもよくないので右目に注射を打っておきましょう」


僕は表情が一瞬曇ってしまった。


「ははっ、大丈夫ですよ。眼球に直接打つわけではないですし、髪の毛ほどの針ですから」


普段は笑うところを想像すらできない先生が、愉快そうな声をあげた。(このサディストめ!)


「と言いますか、初期の方で注射してませんでしたか?」


してません。


結局、ベッドに横にされて右目の眼球の下の皮膚からステロイドを注入された。
眩しく感じる原因が網膜に残ってる浮腫にあると思われ、右側の方がそれが強いから右にしたようだ。


経過


その日1日は頭が痛かった。

眼球周辺を狙ったとはいえ頭部に近かったからだろうか?

効果の程度は自覚できない。



それで

 

見え方として曇りは薄くなってきているので、眩しさもそれに起因してるかもしれない。

視力測定も今回はいつもより良くない結果であったが、浮腫が小さくなってきたからではないかと、前向きに捉えている。


それにしても先生は本当に楽しそうに笑っていたなぁ…